
ハワイに到着するとなんとなくいい香りがしたり、街中を歩いていると、綺麗な花が咲いていたり、落ちているのを見たなどの経験はどなたもあると思います。
ハワイでレイなどに使われているポピュラーな花、そう、プルメリアです。
今、自分が育てているものの紹介や栽培方法などをご紹介いたします。
ここで紹介するプルメリアは全てハワイに行ってお土産として購入したものだけです。
プルメリアは、ハワイで見かけるものは5〜10mほどで、芳香がある熱帯植物です。
基本的には暑さに強いですが、寒さには弱いです。日本では沖縄など平均気温が1年を通して20度以上のところでは、地植えで育ちますが、それ以外では、鉢植えで育てるのが一般的です。その場合、冬場は温室か屋内で栽培します。
プルメリアは挿し木のものだと早ければ1年目か2年目で花芽がつきますが、種からのものだと最低3年以上はかかるらしいです。
ハワイでプルメリアの挿し木が購入できる場所は、ABCストア(10ドル)、ウォルマート(6〜7ドル)、ドンキホーテ(5〜7ドル)、ドールプランテーション(20〜30ドル)、空港(20ドル)などです。
ドールプランテーションは若干高めですが、ここで売られているのは珍しいものも含めて品種や色が分かっているもので、一般に売られているものよりも流通量が少ないものが多いです。
空港は、ABCストアやウォルマートなどで売られている一般的なものと同じで、単に高いだけなので、ここでの購入はお勧めしません。
アロハスタジアムなどのスワップミートでも販売していますが、ここのは地元の人が無造作に切り取ってきたようなものが売られており、値段は15〜30ドルといったところで、袋などには入っていませんし、長めに切ってあるので持ち帰る時にちょっと荷物になります。
一般的に売られているものは、ホワイト系、イエロー系、ピンク系、レッド系の主に4種類の色別で、花の種類は分かりませんし、タグの色とは異なるものが混ざっていることも多々あり、品種は咲くまで分かりません。
⭐️種類:Celadine セラダイン
色:イエロー系
購入場所:ABCストア
2回目のハワイに行った2006年の7月に購入し、8月に植えました。この種類は非常に育て易いそうです。
我が家のは、植え付けてから2年目で花芽を付け、以来ほぼ毎年安定して花芽を付けます。現在、10号鉢で高さは1.5m程度です。
購入した時に入っていた袋のタグは、イエロー系のものでした。
種類ははっきりと書いてあったわけではありませんが、花の色・形・香りなど、本に載っている特徴と非常に似ているので、セラディーンと思っています。
⭐️種類:Kauka Wilder カウカワイルダー?
色:レインボー系
購入場所:ABCストア
2回目のハワイに行った2006年の7月に購入し、8月に植えました。
植え付けてから花芽を付けるまで6年かかりました。
現在、10号鉢で高さは1.6m程です。
購入した時に入っていた袋のタグは、ピンク系のものでした。
種類はカネオヘサンバーストと思っていますが、単に一般的に普及されている品種で色が似ていたからそう思っているだけです。
色は、花弁全体がピンクで中心部から外に向かってオレンジ色になっていますが、咲き始めは赤色が強く、徐々にピンクになっていく感じです。
⭐️種類:Pinwheel ピンウィール?
色:レインボー系
購入場所:ウォルマート
2回目のハワイに行った2006年の7月に購入し、8月に植えました。
植え付けてから花芽を付けるまで7年かかりました。
現在、10号鉢で高さは1.5m程です。
購入した時に入っていた袋のタグは、レッド系のものでした。
種類はカウカワイルダーと思っていますが、こちらも一般的に普及されている品種で色が似ていたからそう思っているだけです。
色は、花弁全体が濃いピンクもしくは赤色で中心部から外に向かってオレンジ色になっていますが、これも咲き始めは赤色が強く、徐々にピンクになっていく感じです。
ただ、花弁は若干細めなのが、カネオヘサンバーストと区別している理由です。
⭐️種類:Vera Cruz Rose ベラクルーズローズ
色:レインボー系
購入場所:ドールプランテーション内ワゴン
6回目のハワイに行った2013年の10月に購入し、翌年の5月に植えました。
植え付けてから2年目で花芽をつけました。
現在、8号鉢で高さは1.0m程です。
ドールプランテーション内駐車場内のワゴン販売所で購入し、10月だと根付かない可能性が高いので、翌年まで押入れの奥で保管していました。
こちらは品種も色も分かっていましたので、レインボー系が咲いた時は感動しましました。名前通りバラの香りがします。
もう一本ジーンモラーニ・シニアという品種で、花弁が大きく赤系のものを購入したのですが、そちらは根腐れさせてしまい、失敗してしまいました。
⭐️種類:Candy Stripe キャンディストライプ?
色:レインボー系
購入場所:ABCストア
7回目のハワイに行った2015年の9月に購入し、9月に植えました。
翌年の2016年の6月に花芽をつけました。
現在、8号鉢で高さは1.2m程です。
購入した時に入っていた袋のタグは、ホワイト系のものでしたが、咲いてみたらレインボー系でした。
花弁は右半分がピンク、残りがホワイトで中心はイエローです。他にも似たような色の品種があり、正確な品種は分かりません。
私としてはホワイト系を期待していたので、少し残念でした。
プルメリアは、一般的に挿し木から育てますが、もちろん種からも育てられます。ただし、種からの場合は、花芽を付けるまでに最低3年はかかるのに比べ、挿し木は最初から花芽を付けていれば、植えてから数ヶ月で出る場合もあります。
◎植え付け時期
冬が来る前に根付かせることが大事なので、4月から8月ぐらいが良いでしょう。9月は寒い地方では気温が低くなってくるのでやめたほうが無難です。最低気温が15℃以上が適正だと言われています。
また、梅雨時の植え付けが最も根付くのに成功するようです。
◎土作り
下記のような配合が一般的だと言われています。自分は、1.の方を採用しています。とにかく水はけの良い用土にします。市販の観葉植物用培養土でも良いようですが、私は1.をお勧めします。
1.パーライト 3: バーミキュライト 1: ピートモス 1
2.小粒赤玉 7: 腐葉土 3
◎植え付け方法(挿し木の場合)
1.切り口の断面を見て、痛んでいないようでしたら1日程度水に浸します。次に、断面にルートン(発根促進剤)を塗り、植えます。
もし、断面が傷んでいるようなら、カッターでも良いので数センチ切り、水に1日付けておきます。
その後、ルートンを塗り、1週間ぐらい断面を完全に乾燥させてから、植えます。
2.植え付けは、5号ぐらいの植木鉢に底石を敷き、その上に土を入れていきます。
挿し木は土に埋めている部分を11cm(4インチ)程度にします。あまり浅いと根付きの成功率が悪くなります。
パーライトを使用した場合、軽いため風で舞ってしまうので、表面に富士砂や赤玉などをかけておくと良いでしょう。
◎管理方法
最低気温が15℃以上ある時期であれば、屋外で育てます。日中は日当たりの良い場所に置いてください。
最低気温が10℃〜15℃を下回るようになったら部屋に入れます。日中は窓際などの日当たりの良いところに置いてください。
◎水やり
戸外で管理している時期は、土の表面が乾いたらたっぷりと与えましょう。プルメリアは湿気を嫌いますので、乾かし気味に管理するのがコツです。やりすぎは根腐れの原因になります。
冬場は、1週間から2週間に1回程度と頻度を減らします。真冬は全く水を与えないで休眠させると耐寒性がつくようです。
その場合、春になり暖かくなってくると先端が潤んでくるので、水やりを開始します。
◎肥料
葉が数枚出てきたら週一程度であげてください。
花を咲かせるにはリンを多く含む液肥などが勧められています。
私の場合は、最初は一般的にホームセンターで売られているものを使用していましたが、葉ばかり増えてイマイチでしたが、とあるサイトで見つけたハワイ産の肥料が効果があるということで使い始めたら、明らかな効果が見られ、花付きも良くなりました。
その肥料とは、gaviotaというもので、日本でも通販で手に入りますので、検索してみてください。しかし、これはあくまで個人の主観です。
※注意点
とにかく水やりには気をつけてください。乾燥気味がちょうど良いです。真夏に2、3日留守にするような時は、日陰に退避してください。水はやらなくても大丈夫です。私は10日程度留守にしても大丈夫でした。
冬場は、葉が全て落ちたら水やりをやめます。そうすると休眠状態になり、耐寒性がつきます。
コンクリートの上に置く場合、輻射熱に気をつけましょう。すのこなどを敷いて回避しましょう。
ハダニやサビ病になりやすいので、気をつけてください。
一度根付くと結構生命力は強い植物なので、あまり神経質になることはありません。冬場の寒風や霜には注意してください。さすがに枯れてしまいます。